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塾システムにも使える補助金はある?

現代の学習塾運営において、ITシステムの導入はもはや避けて通れない道となりました。生徒一人ひとりに最適化された学習環境を提供するため、また運営の効率化を図るため、多くの塾がIT技術の活用に積極的に取り組んでいます。

教育業界全体がデジタル化の波に乗る中、学習塾も例外ではありません。オンライン授業の普及、生徒管理システムの導入、さらにはAIを活用した学習進捗の分析など、IT技術を駆使したサービスが塾の競争力を左右する時代に突入しています。


ここでは、塾システムにも使える可能性のあるIT導入補助金の概要、申請資格について詳しく解説していきます。

IT導入補助金とは

IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者が自社の業務効率化やサービス向上を目指して、ITツールやシステムを導入する際に発生する費用の一部を国が補助する制度です。経済産業省が主導し、日本全国の事業者が対象となっています。

IT導入補助金の詳細

IT導入補助金については、いくつか種類があります。ここからは1つずつ詳しく解説していきます。

通常枠

「通常枠」の補助金は、中小企業及び小規模事業者を対象に、業務効率化や売上向上に資するITツール導入の経費を部分的にサポートします。この枠組みを利用して、自社特有のニーズに応じたITソリューションを採用し、事業の成長を支援します。

種類 通常枠
補助対象者 中小企業・小規模事業者等
補助金申請額 5万円~150万円未満 150万円~450万円
補助率 1/2
補助対象経費 ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費

インボイス枠

インボイス枠は、この中でもさらに2つのタイプに分かれます。

インボイス対応類型

インボイス制度に適応するための会計、受発注、決済ソフトの導入を支援する補助金です。この支援を通じて、中小企業や小規模事業者が負担する経費の一部を補填し、企業間取引 のデジタル化を促進し、労働生産性の向上を目指します。

                           
種類 インボイス制度に対応した会計・受発注・決済ソフト
補助対象者 中小企業・小規模事業者等
補助金申請額 ~50万円※1 50万円~350万円※2※3
補助率 3/4以内・4/5以内※42/3以内
補助対象経費 ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費・ハードウェア購入費
種類 PC・ハードウェア等
補助対象者 中小企業・小規模事業者等
補助対象 PC・タブレット等 Pレジ・券売機等
補助金申請額 10万円以下 20万円以下
補助率 1/2以内
補助対象経費 ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費・ハードウェア購入費

※1……会計・受発注・決済のうち1機能以上を有することが機能要件
※2……補助額50万円超の際の補助率は、補助額のうち50万円以下については3/4(小規模事業者は4/5)、50万円超については2/3
※3……会計・受発注・決済のうち2機能以上を有することが機能要件
※4……中小企業は3/4、小規模事業者は4/5

引用元:IT導入補助金公式HP(https://it-shien.smrj.go.jp/)

電子取引類型

電子取引類型は、インボイス制度に準拠した受発注システムの商流単位での導入を後押しする補助金です。この補助金は、取引の発注者がインボイス制度に適合する受発注ソフトを採用し、その取引関係内の中小企業や小規模事業者などの受注者に無料でアカウントを提供し利用させる場合の導入費用の一部をカバーすることを目的としています。

対象 インボイス制度に対応した受発注ソフト
補助対象 中小企業
小規模事業者等
その他事業者等
補助金申請額 ~350万円
補助率 2/3以内 1/2以内
補助対象経費 ソフトウェア購入費・クラウド利用料(最大2年分)・導入関連費・ハードウェア購入費

セキュリティ対策推進枠

サイバー攻撃の増加に伴い、そのリスクに対処するための多様なリスク低減策への支援を提供します。この補助金は、中小企業や小規模事業者がサイバーインシデントにより事業の継続が困難になる事態を防ぎ、サイバー攻撃による供給制約や価格の高騰、生産性の低下といったリスクを軽減することを目指しています。

種類
補助対象者 中小企業・小規模事業者等
補助金申請額 5~100万円
補助率 1/2
補助対象経費 サイバーセキュリティサービス利用料
(最大2年分)

まとめ

塾システムの導入に際して、多くの運営者が気になるのが財政的な支援の存在です。実は、国のIT導入補助金は、塾のような教育関連のビジネスにおいても活用が可能です。この補助金は、業務効率化やサービス向上を目的としたITツールやシステムの導入費用をカバーするために設けられています。

つまり、オンライン授業の実施、生徒管理システムの更新、あるいは進捗分析ソフトの導入など、教育の質を高めるためのシステム投資に補助金を適用することができるのです。この機会を利用して、ITを駆使した最先端の学習環境を提供し、生徒たちにより良い教育体験をもたらすことを検討してみてはいかがでしょうか。

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予算を抑えて
システム導入したいなら

Grow

Growのキャプチャ

引用元:Grow公式HP
https://www.mplanning-info.com/

特徴

  • 初期費用0円+月7,500 円で導入可能。塾運営に必要な20種類の機能を標準搭載している
  • 教室単位の料金設定。一般的な生徒数課金と違い、生徒数・校舎数が増えるほど割安になる仕組み
保護者対応を
重視したいなら

Comiru

Comiruのキャプチャ

引用元:Comiru公式HP
https://comiru.jp/

特徴

  • 専用アプリ&LINE連携とリアルタイム通知で、メール連絡にありがちな情報伝達の漏れを防げる
  • 欠席・振替の申請、急ぎの連絡、講師・保護者間のチャットがすべてアプリ内で完結するため、対応の手間を削減できる
周囲の塾と
差別化したいなら

e-sia

e-siaのキャプチャ

引用元:e-sia公式HP
https://e-sia.jp/jyuku/

特徴

  • 世界的人気ゲーム Minecraftを使ったプログラミング学習など、独自の教務コンテンツで集客力を強化できる
  • QR 入退室や宿題提出でマイルが貯まり、Pontaポイントに交換可能。通塾・オンライン両方の努力を数値化し、生徒のやる気が続く
GrowComirue-sia
費用
初期費用0円/教室0円/教室22000円/教室
月額7500円/教室約11000円/教室165~550円/生徒
+機能別従量課金
生徒60名・1教室
での料金例
7500円/教室11000円9900~33000円
主要機能
自動スケジュール※基本コマ管理のみ
月謝請求・未収自動照合
講師勤怠・給与連動※勤怠のみ
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進捗/成績ダッシュボード
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